captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ルパン三世 ハリマオの財宝を追え

日本のアニメーション映画である。

 

第二次世界大戦の最中、マレー半島で活躍した盗賊ハリマオは、時価800億ドルの財宝を隠したと言われている。

 

その財宝の手がかりとなるクマ、タカ、サルの三体のブロンズ像を、ルパン三世は狙っていた。

 

ルパンは、まずアラスカの美術館に侵入して、クマの像を盗み出した。

 

地元の警察に追われるが、次元と五ェ門の協力を得て、水上機で逃げ出した。

 

峰不二子は、ハリマオと関係があり財宝のありかを知っていると思われる、イギリス貴族アーチャー卿の秘書として、潜入していた。

 

アーチャー卿は、元イギリス諜報部員で、007のモデルになったと言われている老紳士だ。

 

ロンドンの大学で考古学の助教授をしている孫娘のダイアナが、自家用機を操縦して帰ってきた。

 

その頃、銭形警部は列車で移動していた。

 

列車が海底のユーロトンネルを通過している時、爆発が起きた。

 

多数の死者・行方不明者がでた中、銭形は、泳いでイギリスにたどり着いた。

 

そこで、不審者としてスコットランドヤードに逮捕された。

 

ユーロトンネル事故により、保険会社に多額の保険金支払いが発生した。

 

保険会社の保険会社である「ロイド保険」の保険引き受け業者であるアーチャー卿は、ユーロトンネルの保険を一手に引き受けていた。

 

顧問弁護士ラッセルがアーチャー邸を訪れ、支払額が70億ドルであることを告げた。

 

アーチャー卿の全資産を売り払っても足りない。

 

彼は、ハリマオの財宝を手に入れることにした。

 

そして、ラッセルに支払い期限の引き伸ばしをさせ、自らはブロンズ像を探す旅に出た。

 

 

ルパン中心の、おちゃらけた作品だ。

 

峰不二子の、いつもの裏切りがない。

 

この作品で、栗田貫一ルパン三世の吹き替えとして、正式に就任した。