刑事ユベール・フィオレンティーニは、容疑者をすぐに殴りつけるような、荒っぽい捜査をする。
彼は、捜査の邪魔だとして、一般人も殴ってしまう。
今回、たまたま居合わせた所長の息子を殴って、怪我をさせてしまった。
荒っぽいやり方で、銀行強盗事件を解決したが、「休暇」を言い渡された。
彼のもとに、日本の弁護士から電話がかかってきた。
19年前に、突然、彼の前から姿を消した恋人、小林ミコが亡くなったと言う。
弁護士が全てを手配してあって、彼は、すぐに日本に旅立った。
空港で職員と一悶着起こし、日本で仕事をしていた時の相棒モモと再会した。
ユベールは、弁護士事務所を訪れた。
そこで僅かな遺品を受け取った後、娘ユミがいることを知らされた。
しかも、隣の部屋にいると言う。
動揺した彼は、「ミコの知人」ということにしてもらった。
ユベールとユミは、連れ立ってミコの葬儀に参列した。
ミコの遺体を見たユベールは、口元の付着物と爪の間の物を採取した。
その後、二人は銀行へ行った。
そこで、ミコがユミに2億ドルもの現金を遺していることを知った。
黒ずくめの男たちが、二人をつけていた。
この作品は、テンポのいいコメディで、最後まで楽しめる。
会話の殆どがフランス語で、ユミ役の広末涼子もフランス語を話している。
とても流暢で、日本語のセリフの方が下手に感じた。