アマンダ・セイフライド主演、アメリカの映画である。
ソフィー・ホールは、ニューヨーカー誌の調査員をしながらライターを目指している。
婚約者のヴィクターは、レストランの開店準備に忙しい。
二人は、婚前旅行としてイタリアのヴェローナを訪れた。
ヴィクターは食材探しに夢中で、ソフィーは面白くない。
そこで、一人で観光したいと申し出ると、ヴィクターには異存がなかった。
ソフィーは、「ジュリエットの家」を訪れた。
そこは、シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」にまつわる観光名所だ。
ここに来た観光客は、ジュリエット宛に恋の悩み手紙に書いて、壁に貼り付けていくのだ。
何も知らないソフィーは、ただ、眺めていた。
すると、一人の女性がやってきて、手紙を回収していった。
ソフィーは、彼女のあとをつけた。
女性は、他の3人の女性と合流して、手紙の仕分けを始めた。
ソフィーは、声をかけた。
彼女たちは、「ジュリエットの秘書」と呼ばれていて、手紙の返事を書いていたのだ。
みんなと打ち解けたソフィーは、翌日、手伝いに行った。
ソフィーが壁から手紙を剥がす時、レンガが一つ落ちた。
中を覗くと、古い手紙があった。
それは、50年前、クレア・スミスという女性が書いたものだった。
その手紙の返事は、ソフィーが書いた。
ロマンチックファンタジー。
こういう作品を観ると、心が洗われる。