日本のアニメーション映画である。
インターハイ予選リーグで、湘北は海南大付属に負けた。
その責任は自分にあると感じた桜木花道は、自ら罰として坊主頭になった。
彼は、電車の中で長身の外国人に出会った。
駅に着いて、花道が階段を降りていくと、後ろから来た例の外国人が、凄まじいジャンプ力を披露し、迎えにきていた車に乗って去った。
花道が登校すると、坊主頭を仲間たちに大笑いされた。
体育館に長身の男が入ってきて、ボールを拾うと素早くゴール下に駆け込み、バックダンクを決めた。
彼の名前は、マイケル沖田、バスケ留学していたアメリカから帰国したばかりだ。
花道が外国人だと思っていた男は、じつはハーフだった。
マイケルは緑風高校2年生で、バスケ部の主将だ。
彼は、大船監督やマネージャーの藤沢恵里と共に、練習試合の申し込みに来たのだった。
藤沢の挑発もあって、キャプテンの赤木は申し出を受けいれた。
海南大附属に負けたトラウマを払拭するために、新設校との試合はチャンスだった。
しかし緑風は、全国からトップクラスの選手をスカウトしたエリート集団だ。
さらに湘北の赤木は、海南大附属戦での怪我で出場できないのだった。
バスケのルールを知らなくても、予備知識がなくても楽しめる。