ショーン・コネリー主演、イギリス、西ドイツ、アメリカ合作の映画である。
1880年。
アメリカ大陸で未開のニューメキシコに、ヨーロッパの貴族たちが遊びにきた。
地元のボスキー・フルトンがガイドをしていて、数人の白人を率いている。
狩りをして遊んでいる途中、若い未亡人イリーナ・ラザールは、隊を離れた時にアパッチに襲われた。
彼らは、アパッチの居留地を荒らしたのだった。
たまたま、そこを通りかかったシャラコが、アパッチを追い払って彼女を助けた。
シャラコは白人とアパッチとの混血で、アパッチに知られた男だ。
貴族一行は、平原の廃墟で休息をとった。
テーブルを広げ、豪華な食事を楽しんでいる。
そこにイリーナを連れて戻ってきたシャラコは、すぐに立ち退くよう進言したが、ハルスタット伯爵は、それを退けた。
彼は、アパッチなど、銃で脅かせば逃げていくと思っていた、
さらに彼は、イリーナに求婚していたこともあり、シャラコに対する嫉妬心が芽生えた。
イリーナを置いて、シャラコは出かけた。
明け方、アパッチが襲撃してきた。
馬車が焼かれ、馬が奪われた。
激しい戦いで、何人も殺された。
遠くの山頂に、狼煙が上がった。
シャラコが、アパッチの気を引いたのだった。
それを見たアパッチは、引き上げていった。
ガイドをしていたボスキーと手下が、貴族たちから金品を巻き上げ、残った一台の馬車と数頭の馬で、去っていった。
ダケット卿の妻ジュリアが、ボスキーについて行った。
シャラコが戻ってきた。
貴族一行は、シャラコが隠してあった弾薬や食料を持って、徒歩で安全な場所を目指した。
狼煙の場所に行き、シャラコに騙されたことを知ったアパッチは、彼らを追った。
普通の西部劇である。
ショーン・コネリーの西部劇は、珍しい。