インドの映画である。
9月5日、ファルハーンとラージューが、チャトルに呼び出された。
3人は、インド屈指の難関工科大学ICEの同級生だ。
10年前のこの日、もう一人の同級生ランチョーとチャトル、どちらが成功しているか見せ合う、と決めたのだった。
しかし、ランチョーは消息不明だった。
チャトルは、ランチョーがシムラにいるらしいという情報を持っていて、彼の車で会いにに行くことにした。
10年前。
ICEの学生寮で、ファルハーン、ラージュー、ランチョーは同室になった。
本当は写真家になりたいファルハーン、臆病で祈ってばかりいるラージュー、好奇心旺盛なランチョーの3人は、すぐに打ち解けた。
実直なランチョーは、競争第一の学長とぶつかりながらも、反骨心は曲げない。
「うまーくいーく」と唱えて、自分の思う通りに進んでいく。
ある日、3人がパーティーに忍び込んだ。
そこで、美しい女性ピアと出会った。
金持ちの男性と婚約していたピアは、学長の娘だった。
この作品は、3時間近い長編である。
しかし、物語に入り込んで、長さを感じない。
インド映画の特徴である歌と踊りのシーンが、割と少ない。