大手IT企業グローバルダイン社に勤めるディック・ハーバーは、妻ジェーン、息子ビルと、幸せに暮らしていた。
ある日ディックは、CFOのフランク・バスコムに呼び出され、広報部長に昇進したことを告げられた。
昇給が見込めるため、ディックとジェーンは家を改築したり、車を手に入れたりして、お金を使った。
広報部長としての仕事の初日、ディックは経済番組に出演した。
その番組内で、CEOのジャック・マカリスターが、自社株を売り抜けていたことが発覚した。
会社は倒産し、ディックは借金を抱えたまま失業した。
支払い期日が迫る中、ディックは再就職を目指して面接に行くが、なかなかうまくいかない。
ついに蓄えがなくなり、電気も止められた。
どこでもいいからと、ディックはスーパーに就職、ジェーンはジムのインストラクターとして働き始めた。
ところが、すぐに二人ともクビになった。
仕方なくディックは、移民にまぎれて日雇い労働に就いた。
ジェーンは新薬の治験に参加して、顔が腫れた。
ディックは、不法移民と間違えられて移民局に逮捕された。
ジェーンに来てもらったディックは、家に帰ることができた。
ついにディックは、強盗になる決心をした。
この作品は、軽いコメディである。
貧乏生活の工夫や不慣れな強盗など、笑えるシーンが満載だ。
