アメリカの映画である。
デビッド・キムは、3年前に妻を亡くし、16歳になる娘マーゴットと2人で暮らしている。
彼はいつも、バソコンに保存してある妻との思い出の映像を観ていた。
その日、マーゴットが友人と勉強会があるから遅くなる、徹夜で勉強すると言ってきた。
デビッドは、特に気にせず眠りについた。
彼が眠っている間、マーゴットから3回も電話があったが、熟睡していて出られなかった。
翌朝、着信に気づいてた彼は、マーゴットにかけ直したが繋がらない。
留守電にメッセージを残したり、メールしたりしても、返事がなかった。
その日の放課後はピアノ教室に行っていることを思い出した彼は、教室に電話した。
すると、マーゴットは半年前に辞めているという。
心配して弟のピーターに電話すると、思春期なのだからと、軽く流された。
次に、同級生の母親に電話すると、一緒にキャンプに出かけといるのではないか、と言われた。
翌朝、キャンプから帰ってきた友人から電話があり、マーゴットは参加していなかったことがわかった。
デビッドは、警察に連絡した。
ローズマリー・ヴィック刑事が、担当に指名されたと言って電話をしてきた。
彼女も、子供のことで苦労しているらしい。
デビッドは、情報を提供するために、マーゴットのSNSを調べた。
彼は、娘の交友関係を全く知らず、また、娘に本当の友達がいないことも知らなかった。
この作品は、ほとんどがパソコン画面上で展開するという、珍しい構成になっている。
日常的にパソコンを使っている人には、とてもリアルだ。