アメリカの映画である。
第二次世界大戦が終わり、兵士たちが帰還してきた。
フレッド・デリー、ホーマー・パリッシュ、アル・スティーブンソンの3人は、同じ軍用輸送機に乗り合わせた。
彼らは知り合いではなかったが、たまたま同じ街の出身だったのだ。
海軍のホーマーは、火傷を負って、両手が金属製の義手だ。
彼には結婚を約束した恋人がいるが、彼女が受け入れてくれるかどうか不安だった。
彼が帰宅すると、両親と妹、そして隣に住む恋人ウィルマが迎えた。
みんなが、義手の彼を気遣うので、彼は居心地が悪かった。
アルは、元銀行員だ。
妻のミリー、娘のペギー、息子のロブに迎えられ、彼は上機嫌だ。
フレッドを迎えたのは、両親だけだった。
出征直前に結婚した妻のマリーは、家を出て、一人で暮らしていた。
アルは、勤めていた銀行に、役職を昇格して復帰した。
ホーマーは、ウィルマに苦労をさせたくなかく、二人はギクシャクしていた。
戦争で向上心に目覚めたフレッドは、より良い仕事を求めたが叶わず、以前と同じドラッグストアで働くことになった。
しかも、かつての部下が、上司だ。
この作品は、長い。
大きな事件が起きることもなく、スリルも、サスペンスもない。
ワクワク、ウキウキするシーンもない。
それで3時間近い長さだ。