日本のアニメーション映画である。
2029年。
内務省直属の「公安9課」 に所属するアンドロイド草薙素子、通称「少佐」 は、高層ビルの屋上にいた。
そして、ダイブ。
落下しながら、室内にいる外交官を射殺した。
認定プログラマーが、外国に亡命するところだったのだ。
外務大臣の通訳が、電脳をハッキングされた。
国際指名手配されているハッカー、通称「人形遣い」 の犯行とされた。
人形遣いが日本に入国したとの情報が入り、公安9課の少佐、バトー、ドクサらが捜査を始めた。
そして容疑者を捕まえるが、全て、ゴーストハックを受けて操られているだけだった。
ある日、義体メーカー「メガテク・ボディ」 社の製造ラインが勝手に動き出し、女性型義体が一体、造られた。
そして、逃げ出した。
義体は、交通事故に遭い、公安9課に運び込まれた。
調べると、この義体には脳が入っていなかった。
外務省条約審議部の中村部長らが、9課にやってきた。
そして、この義体に人形遣いのデータが逃げ込んでいることを、明かした。
義体が、目覚めた。
これは、ガンダムやエヴァほどでもないが、マニアックな作品である。
予備知識が無いと、楽しめないかもしれない。
3Dアニメーション映像が全体的に暗く、不気味さをプラスしている。
3Dは、それでなくても、不気味だ。
主役がアンドロイドだから、その方がいいのかもしれない。
私は、普通の映像でも、没頭すれば脳内で3D変換されているから、わざわざ3Dにする必要はないと思う。