アメリカの映画である。
クリスマスイブの朝、ベンは久しぶりに自宅に帰ってきたのだが、鍵か掛かっていた。
母ホリーが、ベンの妹達3人を連れて教会から戻ってくると、自宅の前にベンが立っている。
ホリーは、大喜びで車を飛び出し、ベンを抱きしめた。
リーアムとレイシーも、駆けだしてきた。
一番上のアイヴィーは、苦い顔をして車に残り、義父のニールに電話した。
ベンは、薬物依存症を治療するため、施設に入っていた。
クリスマスを実家で過ごす許可をもらったと言う。
治療が順調に進んでいると思いながらもホリーは、家にある薬品や宝石を隠した。
リーアムとレイシーは、兄が戻ってきて大喜びではしゃいでいる。
愛犬ポンスもだ。
ホリーが薬や宝石を隠したことをアイヴィーから聞かされたベンは、落胆して施設に戻ろうとする。
しかし、母が出したいくつかの条件を呑んで、残ることになった。
最初の条件は、薬物検査だ。
ベンは、ホリーに監視されながら、尿の検査をした。
ホリーとベンは、妹達のクリスマスプレゼントを買いに出掛けた。
ショッピングモールででベンは、昔の仲間を見掛けて、動揺した。
その後、ベンの希望で依存症患者のミーティングに参加した。
夜。
家族で教会に出掛けた。
戻ってくると、窓ガラスが割られ、クリスマスツリーが倒されている。
ベンとニールは、慌てて家中を調べるが、何も盗まれていない。
ただ、ポンスだけがいなくなっていた。
ニールから、「全部お前のせいだ」 と言われたベンは、家を出た。
ホリーが、追う。
二人で、ポンスを連れ去った昔の仲間を捜し始めた。
ホリーは、自分が知らなかったベンの真の姿を知ることになる。
アメリカでは、鎮痛剤の使用で薬物依存になり、麻薬に手を出してしまうことが問題になっている。
とても、重い映画だ。