captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

恋するモンテカルロ

アメリカの映画である。

 

テキサスの田舎に住んでいる高校三年生のグレースは、親友のエマとパリ旅行のために、お金を貯めていた。

 

卒業式の夜、母と再婚した義理の父が、連れ子のメグも一緒に行くように手配したという。

 

グレースは、生真面目な義姉メグとは、馬が合わないのだが、両親は旅行を切っ掛けに仲良くなってもらいたかったのだ。

 

そのために、3人分のファーストクラスチケットを用意していた。

 

パリに到着した3人は、5日間で沢山の名所を巡る気ぜわしいツアーに参加した。

 

ガイドに急かされて、食事も見学も、ゆっくりできない。

 

モンマルトルの階段で躓いたメグは、若い男性に助けられたが、挨拶をする間もなかった。

 

ホテルに着くと、パンフレットとは随分違う汚いホテルだった。

 

それでもパリに来られたグレースは、ポジティブに考える。

 

翌日、エッフェル塔に昇っている間に、ツアーのバスが出発してしまった。

 

歩いてホテルに戻る途中、雨になる。

 

3人は、目の前の高級ホテルに入り、トイレに直行した。

 

グレースが個室に入っている間に、彼女にそっくりな女性がトイレに入ってきた。

 

それを見たエマとメグは、個室から出てきたグレースの髪型を整え、先ほどの女性そっくりに仕立ててみた。

 

3人がトイレに出ると、支配人が近寄ってきて、なにやら謝罪した。

 

3人は、成り行きで泊まってしまう。

 

翌日、逃げだそうとするところを支配人に見付かり、遅れて届いたという荷物を渡され、リムジンに乗せられた。

 

着いた先には、プライベートジェットが待っていた。

 

行き先は、モンテカルロだ。

 

3人は、機内にあった雑誌から、グレースが資産家令嬢のコーデリアに間違えられていることを知る。

 

乗りかかった船ということもあり、そのまま、なりすますことにした。

 

ロマンチックコメディである。

 

途中からは、ありふれた展開で、先が読める。