日本のアニメーション映画である。
「劇場版ポケットモンスター / ミュウツーの逆襲」 を、3Dアニメーションでリメイクしたものだ。
フジ博士は、ジャングルの奥地にある遺跡から、伝説のポケモン「ミュウ」 の化石を発見した。
博士は、その化石から強いポケモン「ミュウツー」 を作りだした。
研究所の培養液の中でミュウツーは、「私は誰だ。ここはどこだ。何のために生まれたのか。」 と、自問自答を繰り返す。
そして、培養液の入ったカプセルを壊して、外に出た。
博士らとは、テレパシーで話が通じた。
彼らの返答に腹を立てたミュウツーは、研究所を爆破して、飛び去った。
そしてミュウツーに力を制御するよう説得し、そのための鎧を装着させた。
ミュウツーは、サカキの指示で多くのポケモンを捕まえていたが、人間の手先として使われていることに反発し、鎧を脱ぎ捨て、去っていった。
ポケモンマスターのサトシは、カスミ、タケシと共に旅をしている。
草原で食事の準備をしていると、男がバトルを挑んできた。
受けて立ったサトシは、あっさり勝利した。
遠隔でそれを見ていたミュウツーは、サトシ達にポケモンバトルの招待状を送った。
カイリュウが配達してきた招待状には、「最強のポケモントレーナー」 とあった。
サトシ達は、迷うことなく参加を決めた。
前半は哲学的、後半はポケモン同士の戦い。
前半は子供には難しすぎるだろうし、後半は大人にはつまらない。
どっちつかずの作品だ。
この作品は、劇場版第一作をリメイクしたものだ。
わざわざ3Dにする必要があったのだろうか。