アメリカのSF映画である。
2013年。
太平洋の海底の割れ目から、突如、怪獣が出現した。
都市を襲う怪獣を、人類は撃退した。
しかし、怪獣は次々に出現し、次第に強さも増していった。
人類は、対怪獣用の人型ロボット兵器「イエーガー」 を開発した。
これは、2人のパイロットが乗り込み、脳波をシンクロさせて操縦する。
パイロットの中で、最強のコンビがヤンシー・ベケット、ローリー・ベケットの兄弟だ。
彼らは多くの怪獣を撃退し、ヒーローになった。
しかし、ある時の戦いで兄ヤンシーが犠牲になり、ローリーも重症を負った。
5年後、既に引退していたローリーの元に、かつての上官スタッカー・ペントコストが来た。
ローリーは、再びイエーガーに乗るべく、香港に飛んだ。
香港の基地で、研究者の森マコと出会う。
マコは研究者でありながら、イエーガーの操縦にも長けていた。
しかし、幼い頃のトラウマがあり、上官から操縦を止められている。
彼女の才能を認めたローリーは、ペアを組むよう申し出た。
しかし2人が組んだ最初の訓練で、危うく事故を起こしかけた。
人間が乗るロボットが怪獣を倒す。
パイロットの葛藤や操縦システムなどは、ヱヴァンゲリヲン、ガンダムなどに対するオマージュが感じられる。
理屈っぽいので、完全に理解するには、何回か観る必要があるだろう。
森マコの幼少期を演じる芦田愛菜の演技が、素晴らしい。