アメリカの映画である。
ブランドン・ベケットは、ミラー達とともにトルコにいた。
ブランドン達は、イスラム過激派に捉えられたアメリカ人の人質奪還のため、敵が処刑場としている河原を見下ろせる場所に待機した。
やがて、ボートで連れてこられた人質数名が、河原に座らされた。
処刑人を狙撃する予定のブランドンは、スコープを覗いて驚いた。
それは、まだ子供だったのだ。
ブランドンはためらった。
結局、人質が一人殺害された。
だが、戦闘ヘリやドローンによる攻撃も加わって、敵は殲滅した。
ブランドンは、上官から、ためらったことを責められた。
彼に、次の指令が出た。
ジョージアのガス施設とヨーロッパに通じるパイプラインを視察するために、要人が訪れる。
それを警護するのだ。
パイプラインは、中東のテロリストが狙っている。
その中でも、ガザコフという名のテロリストが、要注意人物だと上げられていた。
ブランドン達は、草原に潜んでテロリスト達を捜索するが、見付けられない。
そこへ装甲の厚い車で、要人がやって来た。
強力なライフルで狙撃された車は、大破した。
徹甲弾だ。
狙撃手同士の、銃撃戦が始まる。
この戦闘で、味方が2人死んだ。
敵は、ドローンによって始末された。
ブランドンは、自分たちの居場所の情報が漏れていたのではないかと、疑った。
そして、味方に内通者がいるのではないかと、ジョージア軍の上官にくってかかった。
ブそれでランドンは、左遷された。
雪の残る大カフカス山脈。
彼は、ロシア人スナイパー、アンドレイ・ソドフの山小屋に派遣された。
ここでの敵は、チェチェン人の強盗団だ。
シリーズ6作目も、充実している。
脚本がしっかり練られていて、最初から最後まで、気が抜けない。
狙撃と、サブマシンガンによる銃撃の割合が絶妙で、狙撃の恐怖が伝わってくる。
これも、秀作だ。