アメリカの映画である。
ジュークボックスの音楽に合わせて踊る女に、入ってきた客が卑猥な言葉を浴びせた。
キレた女は、客を殴り殺した。
連れの男は、その場にいた者たちを一人だけ残して射殺した。
そして「ミッキーとマロリーがやったと言え」 と言い残し、立ち去った。
マロリーは、父親に性的虐待を受けていた。
ある日、ミッキーが、肉を配達にマロリーの家を訪れた。
出逢った二人は恋に落ち、マロリーの父親の車を盗んでドライブに出掛けた。
しかし、すぐに捕まって、ミッキーは刑務所に入れられた。
竜巻があった日、ミッキーは脱獄してマロリーの家に行った。
そして、二人で両親を殺し、旅に出た。
二人は、人を殺しながら旅を続けた。
大量殺人に興味を持ったテレビレポーターのウェイン・ゲールは、二人の特集を組む。
殺戮の旅を続ける二人は、インディアンの居留地に来た。
そこで、食事を与えられ、眠りについた。
目覚めたミッキーは、幻覚を見て、世話になったインディアンを射殺してしまう。
それをなじってテントから飛び出したマロリーは、ガラガラヘビに咬まれてしまった。
そして、ミッキーも。
ドラッグストアに駆け込んだ二人は、店員の通報によって逮捕された。
しかし、殺戮は続く。
この作品は、ぶっ飛んでいる。
倫理観の欠片もない。
日本人の感覚からすれば、不愉快な作品である。