中国の映画である。
北アフリカの某国では、内戦が終わり、通信インフラの整備が始まった。
入札のため、中国「DHテレコム」 社は、ヤン・ジェンとルアン・リンを派遣した。
対抗する、欧州MTM社からはマイケルが来ていた。
マイケルは、部族独立を目指すカバ将軍 ( マイク・タイソン ) と手を組み、ひと儲けを企んでいる。
元傭兵のラウダー ( スティーブン・セガール ) は、引退した後、バーを経営しながら裏社会に武器を融通している。
マイケルはカバ将軍を伴って、DHの妨害を依頼するためラウダーのバーを訪れた。
しかし、トラブルになって、カバ将軍が大暴れする。
最後は、ラウダーとタイマンだ。
珍しく、ラウダーが負けた。
入札のための、通信テストが始まった。
ヤンは、マイケルの仕掛けた妨害工作を簡単に破り、良好な結果を得た。
そこに、マイケルに買収された地元警察が踏み込んできて、ヤンを逮捕して出て行った。
直後、武装したカバ将軍が率いる部隊が乱入して、パソコンなどを破壊した。
同時に彼らは、街中の通信施設を破壊し、電話が不通になった。
副大統領が乗ったヘリが撃墜され、それが大統領の仕業だと考えたカバ将軍が、南軍を率いて襲撃したのだった。
黒幕は、マイケルの後にいるフランス政府であり、マイケルはカバ将軍を説得して撤収させた。
通信回線が使えなくなった今、事実を伝える手段が無く、南北内戦が再発しかねない。
ヤンは、国際電気通信連合のスザンナと共に、通信回復に奔走する。
駄作である。
中国の宣伝映画だ。
中国企業は透明性があり、中国国旗は平和の象徴である、と主張する。
沈黙シリーズであるが、セガールの出番は少なく、主役はヤン・ジェンである。
このシリーズでは、最もつまらない。