captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

風立ちぬ ( 1976 )

三浦友和山口百恵主演、日本の映画である。

 

昭和17年、軽井沢。

 

元外交官・水沢欣吾の別荘は、大学生が集まって賑やかだ。

 

それに、欣吾の一人娘で女学生の節子もいて、とても明るい雰囲気だ。

 

詩が好きな結城達郎は、節子に惹かれている。

 

節子に、見合いの話が来た。

 

まだ早いと難色を示す節子だが、ある日、叔母が相手の男性を連れてきた。

 

学生の一人・大浦が一芝居打って、破談に成功した。

 

戦争の最中であり、徴兵されていつ死ぬかもしれない達郎は、なかなか節子に気持ちを打ち明けられない。

 

しかし、再び縁談が持ち上がった時、達郎は節子との結婚を決意した。

 

軍人であり、内地勤務の兄・真次郎は、節子を諦めるよう達郎を諭した。

 

大浦が戦死した。

 

節子は、結核が進行していた。

 

この作品でも、山口百恵は病弱で薄幸な少女を演じている。

 

あの時代、「悲劇のヒロイン」 を賛美する風潮が強かったからか。

 

大人びた雰囲気の彼女には、はまり役である。