日本の映画である。
関西広域暴力団・中松組から分裂した川越会は、会長が入院した。
幹部会が開かれ、中松組との休戦を決めた。
その頃、中松組では4代目の襲名式が行われ、田代亮次が組長に就任した。
幹部会には、服役中の瀬川組組長・瀬川雅之の代理として、妻の芙有が出席していた。
芙有は休戦に反対なので、帰宅しても機嫌が悪い。
その時、事務所の一階に銃弾が撃ち込まれた。
犯人は逃走したが、暫くして川越会傘下の伊勢組組長の妻・伊勢夏美から事務所に電話があった。
夏美は、銃撃した犯人は自分のところの若い衆だと、謝罪した。
そして、根津豊を段ボールに詰めて、瀬川組に運んできた。
芙有は詫びる二人を許し、二人は組と行動を共にすることになった。
芙有は夏美を連れて、弁護士の市場の元へ、借金を返済に行った。
その後、夏美は肉体を担保に、市場から5億円を借りた。
芙有が出所が近い夫・雅之の面会に行くと、夏美が入ってきた。
雅之の前で二人は、兄弟分の杯を交わした。
雅之は夏美に、殺された伊勢の仇を討つと約束した。
暫くして、雅之の出所の日が来た。
この作品は、シリーズ4作目である。
4作目ともなれば、もう少しまともな関西弁が話せないものか。
関東アクセントの関西弁は、気持ち悪い。
哀川翔が、若くて溌剌としている。