流れ者のオマリーは、メキシコの牧場を訪れた。
そこには、かつての恋人ベルがいた。
ベルはオマリーに対して他人行儀な態度だが、娘のメリッサは、一目見てオマリーが好きになった。
もうすぐ16才になるメリッサは、オマリーにとっては、恋愛対象ではない。
彼女に対してオマリーは、紳士的な態度を取った。
ベルの夫ジョンは、街に出掛けていて留守だった。
その日は、帰ってこない。
オマリーは、ベルに泊めてもらった。
ベルとよりを戻したいオマリーは、その夜、かつて共にした時間の話をする。
思い出にあるのは、黄色いドレスだ。
しかし、ベルは心を閉ざしたままだった。
翌日、ジョンが帰ってきた。
ジョンは、テキサスまで1000頭の牛を運ばなければならず、手伝ってくれる人を捜していた。
オマリーは、牛の5分の1とベルを報酬として受け取ることで、引き受けた。
ジョンは、ベルのことは冗談だと思った。
アメリカから保安官のストリブリングが、オマリーの逮捕状を持ってやってきた。
オマリーは、ストリブリングの妹の夫を殺していた。
メキシコでは、アメリカの逮捕状は無効である。
オマリーはストリブリングに、テキサスまで一緒に牛を追うよう提案した。
ストリブリングは、テキサスに着いたら逮捕すると決め、ジョンに雇われることにした。
テキサスまで、5人の旅が始まった。
オマリー役のカーク・ダグラスが、格好いい。