アメリカの映画である。
ロサンゼルス。
映画俳優コルトン・ウエストは、20年前にヒットした作品で有名になった。
アクションヒーローだ。
しかし、その後は落ちぶれしまい、今はB級作品に出ている。
この日は、付き合いの長い監督の下で、16時間も撮影が続いていた。
いい加減、疲れてきたし、息子ワイアットとの約束もあったコルトンは、制止を振り来て帰途についた。
ところが渋滞に巻き込まれてしまう。
その時、突然、山が噴火した。
ハイウェイに、溶岩の塊が降り注ぐ。
さらに溶岩の中から、火を噴く巨大なクモが出てきて、人を襲いだした。
コルトンは、ハイウェイから抜け出し、自宅に帰り着いた。
妻に、目撃してきたことを話すが、信じてもらえない。
コルトンは銃を持って、出て行ったワイアットを探しに出掛けた。
ワイアットは、友人達と一緒にいて、巨大クモに襲われた。
彼は友達2人を連れて、映画の撮影所に逃げ込んだ。
大量のクモが、街中に溢れていた。
車が壊れたコルトンは、観光バスを停めた。
コルトンの必死な姿を見て、乗客はみんな、映画の撮影だと勘違いして喜んでいる。
しかし、地面からわき出してきたクモが、襲いかかってきた。
この作品は、いわゆるB級である。
CGも稚拙だ。
しかし、ストーリーの展開が速く、退屈しない。
早い内に巨大グモ「ラバランチュラ」 が出てきて、後はひたすらパニックが続く。
クモは1匹や2匹ではなく、何百、何千か分からないほど、大量に出現する。
溶岩が地面から噴出し、そこから、次々にクモがわき出してくる。
さらに女王グモは、巨大怪獣だ。