日本の映画である。
天空不動産に勤める春田創一は、香港でのプロジェクトを終えて帰国することになった。
彼は、恋人・牧凌太のために指輪を買った。
それを、うっかりバイクの荷物の上に置くと、いきなりバイクは走り去ってしまった。
春田は、追う。
途中で、自転車を押しているお爺さんとぶつかりそうになった。
春田は、危うく転倒しそうな自転車を支えた。
カゴに積んでいた高そうな壺は、割れずに済んだ。
その後、無事に指輪を取り戻した春田は、夜、送別会で飲み過ぎる。
朝、目覚めると、自分は裸で、隣には裸の若者が寝ていた。
すると突然、牧が訪ねてきた。
春田の浮気を確信した牧は、怒って出て行ってしまった。
帰国した春田は、早速、古巣・東京第二営業所に出勤した。
彼は、部長の黒澤を始め、馴染みのメンバーからも大歓迎された。
そして出勤途中で出会った、新人の山田正義 ( ジャスティス ) を紹介された。
しかし、牧がいない。
その時、本部開発部の狸穴が、部下を連れて入ってきた。
その中に、牧がいた。
そして狸穴は、オフィスの明け渡しを命じた。
本社は、中国系企業・鳳凰山リゾートと手を組んで、ベイエリアの大規模開発を計画していた。
狸穴は、各営業所に大至急、土地を買い上げるよう、要請した。
春田達は、土地買収に出掛けるが、先祖代々の土地を、誰も手放したがらない。
そんなある日、部長の黒澤が階段から落ちて、入院した。
彼の怪我は大したことが無く、じきに退院して出社したのだが、なぜだか春田のことだけ覚えていなかった。
コメディである。
この手のアメリカの映画なら、男同士のキスシーンやベッドシーンがふんだんに盛り込まれている。
この作品は、子供も楽しめるコメディだ。
ただ、スローモーションがうざい。