ロバート・ミッチャム主演、アメリカの映画である。
ロサンゼルスで私立探偵をしているハリー・キルマーのもとに、進駐軍時代の友人ジョージ・タナーが助けを求めてきた。
彼の一人娘が、日本の暴力団・東野組に誘拐されたという。
タナーは、東野組との取引で、信用を疑われたのだった。
キルマーは、ボディガードのダスティを伴って、日本に渡った。
そして、かつての恋人・田中英子を訪ねた。
キルマーは、終戦直後に乳飲み子を抱えていた英子を助け、5年ほど一緒に暮らしていた。
キルマーは英子に、兄の田中健の居場所を尋ねた。
ヤクザである健なら、東野組との交渉がし易いのではと考えたのだ。
キルマーは、京都にいる健を訪ねた。
健はヤクザから足を洗っていて、今は、剣道を教えている。
しかし、英子と子供が世話になった恩義があり、キルマーに協力する。
そして、タナーの娘が監禁されている寺を襲撃して、無事、救い出した。
その際、東野組の組員を殺してしまい、彼らは命を狙われることになってしまった。
格好いい、の一言に尽きる。
主役よりも、遙かに、格好いい。