日本のアニメーション映画である。
ゲームソフト「おいでよ どうぶつの森」 に基づいて制作された。
春。
どうぶつの森に、人間の女の子あいが引っ越してきた。
あいは、最初に訪れた村役場で、村長コトブキに出会う。
次に大家たぬきちのところへ鍵を取りにいくと、荷物の配達を押しつけられた。
あいは、村人への挨拶回りを兼ねてアルバイトすることを、引き受けた。
配達しながら、個性的な村人達に出会う。
メルヘンチックなブーケ。
大人の女の魅力を纏ったビアンカ。
隣町から遊びに来る人間の男の子ゆう。
良いことばかりではない。
変わり者ので通っているアポロが栽培している青い薔薇を、転んで折ってしまった。
喫茶店に配達したついでに、アポロのことを尋ねていると、彼が入ってきた。
あいは、アポロに謝るが、彼はは無言で去っていった。
そんなあいに、サリーという友達が出来た。
サリーは、服のデザイナーを目指している。
あいは、夢を持って前向きに生きているサリーが、羨ましかった。
ある日の夜、あいが海辺を歩いていると、メッセージボトルが流れ着いていた。
中の手紙には、「針葉樹を植えよ。雪まつりの夜に奇跡は起こる」 と書かれていた。
その後も、メッセージボトルは続いた。
ある朝、ブーケがあいの家に駆け込んできて、あいを非難した。
サリーが、夢を叶えるために引っ越していったのに、あいが見送りに来なかったからだ。
何も知らされていなかったあいは、大いにショックを受けた。
全体に、ほのぼのとした作品である。
メインキャストは、ちゃんとプロの声優を起用している。