アメリカの映画である。
古き良き時代のパリ。
ソビエトの使節が3人、ロシア革命の時に貴族から没収した貴金属を売りに来た。
政府から派遣された彼らは、少しでも高く売って、人民の食料調達の資金にしなければならない。
彼らの話を聞いていたホテルマンは、かつてロシア大公に忠実な臣下だった。
彼はパリに亡命しているロシア大公妃に、このことを知らせた。
大公妃は、ただちに愛人のレオンをホテルに送り込む。
贅沢な生活に憧れている3人は、レオンにあっさり丸め込まれた。
なかなか戻ってこない3人に業を煮やしたソビエト政府は、模倣的な共産党員の女性ニノチカを、目付役に派遣した。
ホテルの前の交差点で、ニノチカとレオンが出逢う。
そして、恋に落ちた。
コメディタッチであり、強烈な批判は、無い。
退屈な作品だ。