アメリカの映画である。
アメリカは、ユーゴスラビアのロシア大使館から、ヴォイノビッチ大佐を拉致した。
大佐は、ボスニア紛争における戦犯だ。
エンジニアのスティーブは、米政府のセキュリティー関係の仕事を請け負っている。
スティーブは、息子を連れてやって来た。
大使館関係者に息子を預けたスティーブは、早速、セキュリティールームに通される。
そこには、同業者であり、かつての恋人エリカがいた。
早速、コトに及ぶ2人。
終わると、大使館のセキュリティー職員が入ってきて、エリカは出て行った。
車が、バリケードを突破して、大使館に突っ込んだ。
銃撃戦の末、テロリスト達が、大使館を制圧した。
テロリストの要求は、ヴォイノビッチ大佐の釈放だ。
彼らは、本気であることを示すため、先ず、アメリカ駐在大使を爆殺した。
セキュリティールームにいて難を逃れたスティーブと職員は、脱出を試みる。
いわゆる、B級作品である。
全ての行為が軽い。
緊迫感が、全く無い。
観ていて、ただ、眺めているだけ、みたいな気分だ。
こういう駄作を観て、改善点を考えることは、将来、映画製作を目指す人には、良い勉強になる。
傑作を生み出すためには、駄作を大量に観ることを、改めてお勧めする。