スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、ラトビア合作の映画である。
魔女狩りを、実話を基に描いている。
1666年。
フィンランドの小島。
主人公アンナは16歳、養母バルボリと暮らしていた。
バルボリは先祖伝来の術を使い、病気治療をしている。
この日は、村の女性ラケルの出産に立ち会った。
村に、国王の命を受けて新しい判事が来た。
法律が変わり、占いや魔術が禁止された。
アンナは、判事の母に気に入られて、女中になった。
島の実力者カールは、ヤルウッドと婚約していたが、牧師が彼女を強姦した。
判事の母親が倒れたので、バルボリが治療した。
それが、新しい法律で禁じられた魔術だったため、彼女は流刑に処せられる。
さらに、悪魔を見たと話すコリンは、斬首され、火炙りになった。
アンナは、ラケルの夫エリアスに恋していて、洞窟で結ばれる。
それがラケルに知れて、彼女に別れるように言われてしまう。
逆恨みしたアンナは、ラケルが魔術を使ったと、密告した。
コリンに魔術を使ったと言われた女性達が、次々に逮捕される。
ラケルも、また、逮捕された。
残虐な魔女狩りと、美しい風景、やるせない気持ちになる。
現在では、舞台がネットに代わっただけで、同じようなことが行われている。