アメリカの映画である。
遠い昔、最も固い金属ヴィブラニウムを含んだ鉱石が、アフリカ大陸に落下した。
時が経ち、その地はワガンダ王国が、統治している。
ワガンダ王国は、ヴィブラニウムを利用して、高度な科学技術を発達させていた。
しかし、これを公表することはなく、国全体をホログラムで覆ってジャングルに偽装していた。
国王が亡くなり、息子ティ・チャラが王位継承の儀式を行った。
ここで、部族の代表が王座を掛けて挑戦することができる。
チャラは挑戦者を退け、王位に就いた。
王はハーブの力で超人的なパワーを得、ブラックパンサーとなった。
大英博物館では、エリック・キルモンガーが、ワガンダにまつわる展示物を、武器商人クロウと共に強奪した。
それは、ヴィブラニウムでできている。
クロウが韓国で取引を行うとの情報をキャッチしたチャラ王は、手下を連れて乗り込むんだ。
そこには、見知っているCIAのロス捜査官がいた。
クロウ達がやって来て、銃撃戦が始まった。
シナリオが計算し尽くされていて、破綻がない。
SFなのだが、よく出来たシナリオの御陰で、違和感なく楽しめる。