イギリスの地下鉄工事現場で、古代の墓が見付かった。
政府から権限を委託されたらしきスーツ姿の男が、部下を連れて現場を封鎖した。
次のファラオになるはずだった王女アマネットは、弟が誕生したため、夢が絶たれた。
彼女は邪神セトに魂を売り、短剣を手に入れた。
それで父や弟を殺し、さらに恋人の肉体にセトを宿らせようとした。
しかし、そこを神官達に捕らえられ、生きたままミイラにされた。
そして彼女は、エジプトから遠く離れたメソポタミアに埋められた。
現代のイラク。
米兵のニックとクリスは、偵察に出た途中、古代の遺跡を発見した。
駆けつけた考古学者のジェニーも中に入り、棺を発掘する。
米軍機で棺を輸送するが、途中で墜落した。
ジェニーはパラシュートで脱出、ニックは、霊安室で蘇った。
棺から出たミイラは、捜索に来た者達を襲って精気を吸い取り、少しずつアマネットの姿を取り戻していった。
話の展開が速くて、細かな設定の理解が追いつかない。
説明不足といえる。
なんだか、上滑りに終わった感じだ。
勿体ない。