クリント・イーストウッド主演、アメリカの映画である。
アトランタ・ブレーブスのベテランスカウトマン、ガス・ロベルは、これまで多くの名選手を発掘してきた。
しかし、歳を取り目が悪くなってきている。
ライバルのスカウトマン、フィリップは、パソコンを使ってのデータ分析により、スカウトすべき選手を決定していた。
ガスの妻は既に他界し、一人娘ミッキーは、弁護士をしている。
互いに頑固で融通が利かない、よく似た性格の親子だ。
ある日ガスは、高校生の有望株ボー・ジェントリーを視察するために、ノースカロライナまで試合を見に行った。
ガスの上司であり友人でもあるピートは、彼の目が悪化していることが心配で、ミッキーに連絡を取った。
ピートに説得され、ミッキーはガスと共に球場に入る。
久しぶりの再会だが、互いにぎくしゃくしたままだ。
そこに、かつてガスがピッチャーとしてスカウトし、今は他球団のスカウトマンになっているジョニーが来ていた。
彼の目当ても、ボーだ。
ジョニーはガス達と行動を共にする。
ミッキーとジョニーは、互いに惹かれあうようになり、親子の関係も良くなりつつあった。
ガスは、ボーの弱点を見抜き、ジョニーにも教える。
そして、ブレーブスは彼を１位指名しないと伝えた。
しかし、フィリップのデータ分析を信じた上層部は、ボーを１位指名した。
そのことで、ミッキーとジョニーの仲がこじれてしまった。
この後、話が急展開する。
都合良すぎて、「なんだかなぁ」、という感じだ。
