ロバート・ダウニー・Jr. 主演、イギリスの映画である。
喜劇王チャールズ・チャップリンの伝記的映画だ。
1963年、スイス。
72歳になったチャップリンは、編集者ジョージ・ヘイデンに取材を受けている。
子供の頃を、回想する。
ロンドンの芝居小屋。
母ハンナが、舞台で急に体調を崩し、少年が飛び入りで舞台に上がって、見よう見まねで演じた。
観客は、それに熱狂した。
母がおかしくなったため、一家は芝居を続けられなくなり、チャーリーは名門カルノー一座に入った。
一座のアメリカ巡業で、チャーリーは映画と出会う。
映画はヒットし、チャーリーは世界的なスターになった。
富と名声は得たものの、私生活では、決して幸せなことばかりではなかった。
時代は、無声映画からトーキーに変わっても、彼は、映画に出続け、ヒットした。
やがてヒトラーを揶揄した「独裁者」 を発表する。
このことで、FBIからマークされてしまう。
チャップリンの一生を学ぶには、良い作品だ。
母ハンナ役を、実の娘ジェラルディンが演じている。