captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ワイルド・バレット

ポール・ウォーカー主演、ドイツ・アメリカ合作の映画である。

 

冒頭。

 

主人公ジョーイが、腹から血を流した少年を車に乗せて、猛スピードで走り出す。

 

話は、18時間前に戻る。

 

ジョーイは、イタリアンマフィアの下っ端だ。

 

麻薬取引の最中、覆面を被った男達が、銃を持って乱入してきた。

 

銃撃戦になり、マフィアは男達を射殺する。

 

男達の服を探ると、警察のバッジを持っていた。

 

マフィアの一人・トミーは、警官を射殺した銃をジョーイに渡し、始末するように命じる。

 

ジョーイは、銃を自宅に持ち帰り、地下室に隠した。

 

地下室では、ジョーイの息子ニックと友達のオルグが隠れていて、それを目撃する。

 

夕食の最中、隣から銃声がして、ジョーイの家の中に弾が飛び込んできた。

 

ジョーイが隣の家に入ると、オルグの継父アンゾが、肩を撃たれて横たわっていた。

 

オルグに撃たれたという。

 

その銃は、ジョーイが地下室に隠したものだった。

 

アンゾは、ロシアンマフィアの一員だ。

 

彼らは、対立するイタリアンマフィアが、オルグを使ってアンゾを射殺しようとしたと、考えた。

 

オルグは、銃を持ったまま町に飛びだし、どこへ行ったか分からない。

 

イタリアンマフィア、ロシアンマフィア、そして警察が動き出した。

 

ジョーイは、一刻も早くオルグを見つけ出し、銃を回収しなければならない。

 

彼は、息子のニックを連れて、オルグが行きそうな所を探し回った。

 

脚本は、丁寧だ。

 

「なるほど、そうか」 と思わせるシーンが、いくつもある。

 

ただ、その分展開が鈍く、退屈で、イライラする。