イギリスの映画である。
ロンドン。
MIー5は、CIAが国際指名手配していたテロリスト、カシムを護送していた。
護送車は渋滞に巻き込まれ、上空を警戒しているヘリは、警察の要請で離脱した。
そこに、バイクの集団がやって来て、護送車を取り囲み、カシムの釈放を要求。
市民を巻き込むわけにはいかないので、MIー5の本部長ハリーは要求を呑み、釈放を命じた。
この事件は、「MIー5最大の失策」 と非難された。
責任を感じたハリーは、橋から身を投げ出すべく、欄干に立った。
MIー5は、かつてはリーに解雇された優秀なエージェントであるホロウェイを、呼び戻した。
失踪したハリーを、追跡するためだった。
ハリーは、密かにカシムと接触していた。
彼はカシムの妻をダシにして、MIー5の内通者を聞き出す取引を申し出た。
ホロウェイとハリーが、合流する。
ホロウェイは、自分を解雇したハリーに、蟠りがあった。
しかし、協力する。
時間の流れが一直線なので、分かりやすい。