アメリカの映画である。
イギリスの、農村。
少年アルバートは、額に菱形の模様がある一頭のサラブレッドと出会う。
しばらくして父が、農耕馬を買い付けに町に出掛けた。
父は、町であのサラブレッドを見つけ、高額で競り落として連れて帰った。
母は、カンカンに怒ったが、アルバートは大喜びだ。
ジョーイと名付けられた馬は、気性が荒く、農耕には適さなかった。
しかし、アルバートは、賢明に調教した。
やがて馬は、畑を耕すようになる。
収穫間近なある日、大雨が降って作物が全滅した。
土地使用の上納金を納められなくなった一家は、ジョーイを売り払わなければならなくなった。
時は、第一次世界大戦。
ジョーイは、誠実なニコルズ大尉に買われていった。
そして、戦場へ。
馬のことが心配で、ハラハラさせられる。
現代では戦場に馬を連れて行くことはないが、戦争について、考えさせられる作品だ。