ジョージ・クルーニー主演、アメリカの映画である。
主人公リー・ゲイツは、株式投資を勧めるバラエティ番組「マネーモンスター」の司会者だ。
ある日、アイビス社の株を勧めたところ、数日後、大暴落した。
近頃の株は、コンピューターのアリコリズムに従って、高速で取引される。
このアルコリズムにバグがあったのではないかと、番組ではアイビス社のCEOウォルト・キャンビーを招いて、話を聞くことになった。
ところが放送当日、ウォルトの飛行機が遅れるとの連絡が入り、急遽広報担当のダイアンが出演することになった。
彼女は、別室で控えている。
派手な演出で番組が始まり、リーの軽妙なトークで盛り上がってきた時、一人の男が闖入してきた。
男は拳銃をぶっ放し、リーを人質にした。
リーに爆弾を仕掛けたベストを着せ、男は放せば爆発するボタンを押した。
この男は、番組の勧めに従ってアイビス社の株を買い、6万ドルを失ったのだ。
弁償するというリーに、「失った総額は、8億ドルだ。」 と突き放す。
警察が来て、狙撃手が侵入する一方、番組ディレクターのバディは、株暴落の真相を探る。
この作品は、緊迫感が凄い。