アメリカの映画である。
コロンビア大学芸術学部で入学選考部長をしているルイーズは、39歳だ。
同じ大学で教授をしているピーターと、離婚したばかりである。
ある日ルイーズは、入学願書にスコット・ファインスタウトという名前を見つけた。
初恋の彼と、同姓同名だ。
17歳の頃付き合っていた彼は、親友ミッシーに奪われた。
その後、事故で亡くなってしまう。
願書を見たルイーズは、個人面接をするために彼に電話した。
すると、声までスコットにそっくりだった。
月曜日に二人出逢い、すぐに結ばれる。
20歳、年の離れたカップルだ。
ミッシーにはスコットのことは黙っていたが、男ができたことを気づかれてしまう。
小さな事件が、ちらほら。
全体に、ゆったりと流れる作品だ。
もし結婚したら、スコットが40歳になった時、ルイーズは60か・・・、なんて考え、「自分なら、嫌だ」 なんてことを思ってしまうのは、無粋である。
逆の立場なら、嬉しいと思うだろうし。