小津安二郎監督、日本の映画である。
1950年代の日本。
佐竹茂吉は、会社の部長であるが、質素な生活を好む真面目な人柄だ。
妻の妙子は、金持ちのお嬢様だった。
それで、夫が野暮に見て仕方がなく、影で「鈍感さん」 と呼んで馬鹿にしていた。
妙子は友人達を誘って、旅行に出掛けたりして自由に暮らしている。
夫の茂吉は、黙認していた。
あるとき、姪の節子に見合い話が持ち上がった。
しかし節子は、見合い結婚がいやだった。
それで、見合いの日に抜け出して茂吉の所に来てしまう。
茂吉が、見合いの場所に連れて行くも、再び抜けてきてしまった。
それがきっかけで、茂吉と妙子の仲がぎくしゃくしてしまう。
そして、妙子が神戸に遊びに出掛けてしまい、茂吉には海外出張が命じられた。
この作品は、盛り上がりがなく、たんたんと話が進み、眠たかった。