ウィル・スミス主演、アメリカの映画である。
SETI ( 地球外知的生命探査 ) プロジェクトが、未知の電波をキャッチした。
直ちに発信源を探ると、ほぼ月と同じ距離からのものだった。
直径500キロもある巨大な物体から、小型の円盤が分離して、世界の主要都市上空に現われた。
小型とはいえ、24キロもある。
アメリカのホイットモア大統領は、地球外知的生命体の存在を認め、UFOに呼びかけるが応答はなかった。
UFOが現われてから、世界的に通信障害が起きた。
テレビ技師のデイヴィッドは、通信機器の修理をする中で電波の特徴から、カウントダウンであることに気づいた。
彼の元妻は、大統領首席補佐官を務めている。
ホワイトハウスに乗り込んで大統領を納得させ、ぎりぎりのところで脱出した。
世界の主要都市が、破壊されていく。
地球の技術で、地球を遙かに凌ぐ文明の異星人を倒せるのかが、見どころだ。
「民間人の天才」 が、軍に協力して敵と戦うというパターンは、これ以後の同様の作品で頻繁に用いられるようになった。
最近のものは、オタクのプロトタイプを強調したものが多く、不愉快な気分にさせられる。
この作品では、まだマシではあるが。