ミラ・ジョヴォヴィチ主演、アメリカのSF映画である。
21世紀末、あるウイルスが蔓延した。
それに感染すると、超人的な能力を獲得するが、寿命が極端に短くなる。
感染者はファージと呼ばれ、政府はウイルス撲滅のためファージを殺害していった。
主人公ヴァィオレットは、目の前で政府に夫を射殺された。
ヴァィオレットは、感染していた夫の血液を浴びてしまう。
さらに、堕胎させられた。
時が過ぎ、ヴァィオレットはファージとしてレジスタンスに入り、政府と戦っていた。
ダクサス枢機卿は、ファージを撲滅する兵器を開発した。
その情報をキャッチしたレジスタンスは、兵器強奪のため、ヴァィオレットを政府機関に潜入させる。
特殊な薬品を飲み、検査をくぐり抜けたヴァィオレットは、兵器を盗み出すことに成功したが、その兵器は、予想外のものだった。
ミラ・ジョヴォヴィチのファンには、堪らなく嬉しい作品だ。
彼女の魅力を、100%引き出している。
CGはショボイけれど、ミラ・ジョヴォヴィチの活躍が、それを補ってあまりある。
近未来とはいえ、約100年も先の話なのに、武器をはじめ世の中の進歩が少ないような・・・。
そんなことは、気にしないで楽しもう。
映画は、娯楽なのだ。