アメリカの映画である。
主人公ドリューは、シューズ会社のデザイナーだった。
新作のプロジェクトに失敗して、10億ドルの損失を出してしまう。
そのことで上司から罵倒された挙げ句、解雇され、恋人にも振られてしまった。
何もかもなくした彼は、自殺を決意し、準備を整える。
さあこれからという時に、妹から電話がかかってきた。
父が、急死したという。
父は、故郷のエリザベスタウンを訪れていて、そこで亡くなったのだった。
母は、父の一族から結婚を反対されたこともあり、エリザベスタウンへ行くことを拒否する。
仕方なく、ドリューは1人で向かった。
行きの飛行機の中で、彼は、陽気なフライトアテンダント・クレアと出会う。
クレアは、何かと世話を焼いてくれた。
迷いながら、何とかエリザベスタウンに着いたドリューを、町の人は大いに歓待した。
戸惑いながらドリューは、ホテルに泊まる。
その夜、クレアに電話して、夜通し語り明かした。
どん底に落ちた青年が、底抜けに明るい女性と出逢い、立ち直っていく物語だ。
暇つぶしにはなる。