アメリカの映画である。
東欧の小国ソコヴィア。
悪の秘密結社ヒドラの研究施設に、アベンジャーズが攻撃を仕掛けた。
そこには、「ロキの杖」 があった。
さらに、ストラッカー博士が造りだした強化人間の双子がいた。
アベンジャーズは、施設を制圧する。
双子の一人スカーレットは、マインドコントロールの能力を持っている。
彼女はトニーに、彼のトラウマを幻覚として見せた。
トニーは、ロキの杖を手にし、本部に戻った。
杖の先端に付いている宝石に、人工知能のようなものが仕込まれているのを発見したトニーは、これをウルトロンに使うことにする。
やがてその人工知能が目覚め、人類救済のためには、人類を滅ぼさなければならないと判断した。
仮の肉体を持ったウルトロンと、アベンジャーズの戦いが始まる。
アイアンマンやマイティー・ソーなど、映画の主人公達を集めてアベンジャーズを結成し、地球を守るというシリーズである。
オタクとまでいかなくても、それぞれの超人 ( 強化人間 ) 達のことを知っている方が、より楽しめる。
知らなくても、CGを駆使した迫力のある映像とテンポのよい展開は、十分に楽しませてくれる。
思想も主張もなく、「映画は娯楽」 と言い切れる作品だ。