アイルランド、イギリス、フランス合作の映画である。
ラドリング公爵は、ヨークシャーの炭鉱町で狐狩りを楽しんでいた。
たくさんの犬を使って、一匹の狐を追いかける。
狐は、街の中に逃げてきた。
コリー犬のラッシーは、狭い路地で狐に出くわすが、そのまま逃がしてやる。
狐は炭鉱に逃げ込み、狩られなくて済んだ。
9歳の少年ジムは、両親と、この街に住んでいる。
コリー犬のラッシーが、彼の友達だ。
毎日、学校が終わる時間に、ラッシーは校門の前で待ていた。
ラドリング公爵の家に、孫娘のシーラが来ていた。
戦争が起きるかも知れないので、疎開してきたのだ。
シーラは、ラッシーを見かけて、きれいだと思った。
枯れかけていた炭鉱が、ついに閉鎖された。
ラッシーは、ラドリング公爵に売られてしまう。
フェンス付きの犬舎に入れられたラッシーだが、抜け出して帰ってきた。
しかし、帰ってきたものの、公爵のものになっているから、返さなければならない。
一旦返すものの、また、逃げ出してきた。
その後、公爵たちはスコットランドへ。
ラッシーも、ヨークシャーから直線距離で800キロ離れたスコットランドに連れて行かれた。
そこから逃げ出し、冒険が始まる。
有名な作品だ。
ストーリーが分かっていても、「動物もの」 は楽しめる。
リメイクにありがちな、時代や舞台の変更は、無い。
真っ向勝負に出たのは、監督の意地かプライドか。