クリント・イーストウッド主演、アメリカの映画である。
主人公ファィロは、長距離トラックの運転手であり、腕っ節の強いストリートファイターでもある。
仕事を終えてロスに戻ってきた彼は、早速、近くの酒場で強そうな奴に喧嘩をふっかけ、叩きのめした。
家に帰ると、友人のオービル、母、そしてオランウータンのクライドが待っていた。
喧嘩に強いクライドは、ファィロをノックアウトする。
ファィロは、翌日の喧嘩・マッチに勝利する。
さらに酒場で、リンという名の女性に出会って、恋に落ちた。
彼女は、歌手だ。
ファィロは、彼女にちょっかいを出してきた暴走族を、叩きのめした。
その後彼女は、置き手紙を残して去ってしまう。
ファイロとオービルは、クライドを連れてリンを追う。
彼らを、暴走族、さらにファイロに叩きのめされた警官が追う。
ストリートファイトで賞金を稼ぎながら、彼らは旅を続けた。
この映画は、気取らない娯楽作品だ。
女を追いかけ、喧嘩する、それだけのものだ。
それが、楽しい。
オランウータンのクラウドと、息のあったコンビネーションも、笑える。
高額の予算やCGを駆使しなくても、こんなに愉快な映画が作れるのだ。