2019-03-16 天と地と 映画 榎木孝明主演、海音寺潮五郎の原作を映画化したものだ。 上杉謙信と、武田信玄の戦いを描いたものである。 上杉謙信、もとの長尾影虎の、生い立ち、男女関係、主従関係、兄弟などでの苦悩が、全体に重苦しさを与えている。 邦画としては、最もスケールの大きな作品ではないか。 川中島の戦いのシーンは、凄いの一言に尽きる。 CGではなく、大勢のエキストラを使っているのだ。 俳優陣も、充実している。 ただ、物語は、薄っぺらいというか、無駄が多いというか、つまらない。 映像と音楽を楽しむ作品だ。