警官のジムは、相棒のリーと共に国境付近で警備をしていた。
リーはジムに、友情の証として腕時計を贈る。
ベルトがほどけて、いざというときにロープとして使える優れものだ。
それから4年、ジムはモンタナ州で森林の警備をしていた。
冬休みで、娘のキムが遊びに来ている。
キムは反抗期の真っ只中だ。
山小屋から町に出掛けたキムは、万引きをして保安官に説教を受ける。
電話を受けたジムは、保安官事務所にキムを迎えに来た。
事務所では、男達が保安官を痛めつけていた。
彼らは、強盗団一味だ。
リーダーのローソンが仲間を出し抜き、盗んだ1000万ドルを独り占めして逃走していた。
GPS発信器によって、ローソンがモンタナ州の山中にいることが分かっている。
ジムは、娘を人質に取られ、強盗団を山に案内することになった。
オースティンは、プロレスラーだ。
ドゥエイン・ジョンソンらと、同じリングで活躍していた。
演技の方は、まあ、こんなものだろう。
吹き替え版で観る限りにおいて、違和感は無い。
娘のキムは10代後半の設定だろうが、言動が受け入れがたい。
「そんなはず、ないだろう」、というシーンばかりである。
現実では、考えられない。
元兵士か、修行を積んだ武道家かという感じだ。
脚本を作る時に、キャラクター設定をしていないのだろう。
駄作は、勉強になる。