日本のアニメーション映画である。
テレビスペシャルシリーズ、第26作。
ルパンを追う銭形警部が、共謀罪で逮捕される。
ロンドンで、ショパンコンクールに向けて練習していた少女アリサが、拉致される。
ルパンが、ビーチ水着の女性達と戯れているところに、次元がやってきた。
手にしている銃は、いつものマグナムではない。
次元は、「メンテナンスに出しているんだ」と答えた。
そして、土産だと言ってライターをルパンに手渡す。
ルパンは、それをジャケットの胸ポケットに入れた。
さらに、次元が差し出した新聞には、銭形警部逮捕の記事が掲載されていた。
ルパンは、銭形の協力があったから盗みに成功してきたと、報道番組で貶されていた。
ルパンは、テレビ局のオーナーであり、キャスターをしているロイ・フォレストの挑発を受ける。
「タイムクリスタル」 を、盗めるかと。
あっさり仕事を終えたルパンを、次元大介が撃つ。
弾丸は胸に命中し、タイムクリスタルを手に入れた次元は、迎えに来たヘリに乗った。
タイムクリスタルは、量子コンピューターを完成させるために使われる。
登場人物に、いろいろと説明させるのが、かったるい。
伏線が、これ見よがしで、あざとい。
など、鼻につくところはあるが、総じて楽しめる作品だ。
キャラクターの個性が確立しているから、安心して観ることが出来る。