日本のアニメーション映画である。
サンマリノ9大名家の一つ、ロッセリーニ家の跡取り娘レベッカが、執事のロブソンとともに、拉致された。
暴走する列車内で、二人を監禁しているオタク風の男が、爆弾の起爆装置を片手にレベッカに結婚を迫る。
男は、仮面伯爵に利用されていたのだった。
そこへ、ルパンと、ルパンを逮捕しに来た銭形警部が突入してきて、助け出された。
一ヶ月後、ルパンとレベッカが結婚する。
仮面伯爵、レベッカ、そしてルパン一味が、カリオストロ伯爵が隠したとされる遺産を巡って、争うことになる。
カリオストロ伯爵は、実在した詐欺師、アレッサンドロ・ディ・カリオストロをモデルとしている。
「ルパン三世 カリオストロの城」に登場したカリオストロではない。
今回は、MI6も絡んできて、話を面白くしている。
次元大介の吹き替えをしている小林清志さんは、80歳を超えていて、声が弱い。
次元を、弱々しくしてしまっている。
声優に、客寄せのための女優や芸人を使わないのは、好ましい。
脇役にでも、そんなのが混じっていると、一気に興醒めしてしまうのだ。