ワイアット・アープの波乱の人生を描いた伝記だ。
弁護士で農場主のニコラス・アープ。
その三男が、主人公ワイアットだ。
ワイアットは、父の教えを守り、勇敢で正義感の強い青年に育った。
父のような法律家になる勉強をしていたが、結婚したばかりの妻を病気で亡くし、自暴自棄になってしまう。
酒におぼれ、馬泥棒を働き、牢屋にぶち込まれる始末だ。
縛り首を覚悟していたが、父ニコラスが来て、逃がしてもらう。
その後、バッファローハンターとして生活し、さらに、兄の酒場を手伝うためにウィチタへ移った。
そこで暴漢の扱いを評価されて、保安官になる。
暫くして、治安の悪いダッヂシティの保安官としてスカウトされた。
しかし、荒っぽい取締ゆえ、保安官をやめさせられてしまう。
その後、ウィチタに戻り、新たに出来た仲間達と大家族の生活を送る。
鉱山開発を始めたが、軌道に乗るまで保安官として働いていた。
そして、クラントン兄弟との争いが始まる。
「OK牧場の決闘」へ、繋がっていく。
映画は、その後も描かれている。
ただひたすら、長い。
途中、居眠りして目覚めても、まだ続いている映画だ。
クライマックスがどこなのか。
だらだらと、単なる伝記的映画で終わっている。