captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

マッチスティック・メン

ニコラス・ケイジ主演、アメリカの映画である。

 

主人公ロイは、詐欺師だ。

 

相棒のフランクから、大きな仕事をやろうぜと誘われたが、断る。

 

彼は、極度の潔癖症だ。

 

薬で抑えているが、明るいところに出ると発作を起こしてしまう。

 

ある日、台所で薬を流してしまった。

 

フランクに頼んで、精神科医を紹介してもらう。

 

医者との会話の中で、潔癖症の原因は、かつての離婚にあると言われた。

 

別れた妻について医者に調べてもらい、娘がいることが判明する。

 

娘のアンジェラは、14歳になっていた。

 

夏休みのある日、アンジェラは母親と喧嘩をしたと言って、彼の家にやってきた。

 

ちょっとした喧嘩が元で、詐欺師であることがばれてしまうが、アンジェラは大して驚かない。

 

それどころか、詐欺を教えてくれと言う。

 

仕方なく、一緒に、軽い詐欺をした。

 

しかし、取ったお金は、返させる。

 

ロイは、フランクの要求を受け、大きな詐欺を働くことにした。

 

これにアンジェラを巻き込んでしまう。

 

この物語はどこへ向かっているのだろう、という感じだが、全てがラストへの伏線になっている。

 

よく出来た脚本だ。

 

なるほど、そう来たかと、納得させる作品である。