クリント・イーストウッド監督、主演、アメリカの映画である。
主人公デイブは、ラジオの人気DJだ。
彼の番組には、いつも同じ女性が「ミスティー」をリクエストしていた。
ある日、番組終了後にバーに行くと、1人の女性がいた。
デイブは、彼女と意気投合し、一夜を共にする。
彼女は、いつも「ミスティー」をリクエストしていた、イプリンという女性だ。
それからイブリンは、デイブに付きまとうようになる。
ずるずると関係を続けているデイブにも、非はあるのだが。
そんなある日、デイブは別れた恋人トビーと再会する。
トビーはデイブの浮気癖が許せずに、彼の元を去っていたのだ。
再会した2人は、よりを戻すことにした。
デイブはイブリンの家に行き別れを告げるが、彼女は受け入れない。
彼は、狂乱した彼女に捨て台詞を残して立ち去った。
イブリンの、異常な行動が始まる。
デイブは、精神的に追い込まれていく。
映画制作当時は認識されていなかった、「ストーカー」というものだ。
イブリンのストーカー行為は、エスカレートしていく。
現実にありそうな物語である。
ラストの詰めは甘く、工夫の余地は大いにある。
この点は、勉強になる作品だ。
自分なりの展開を考えるのも、面白い。